USオープン女子テニス、カナダの19歳 ビアンカ・アンドレエスクがセレーナを破って 優勝
カナダ初のテニス界の快挙 グランドスラム(4大大会)の全米オープン制覇
やっぱり書かずには いられない。カナダのテニス界のニュース
これって、NBAのバスケットでトロントのラプターズがつい先ごろ、北米全体優勝を
飾って以来のスポーツ界でのニュースです。
9月始め、大坂なおみ選手を第4試合で負かしたスイスのベリンダ・ベンチッチを負かして、次々と勝ち進み、9月8日のUSオープン最終日のセリーナ・ウイリアムズとの対戦試合を見られましたか。
長年の女王と新参者の対決。どちらにも勝って欲しかったようなゲームでした。セリーナ・ウイリアムズの応援には、イギリスからプリンス・ハリーの妃、プリンセス・メーガンも駆けつけていました。
その日は土曜日、日本から訪問中の友達たちと一緒に、北の方に住んでいる友達のお宅にお邪魔しているにも関わらず、恥も知らず、ほとんど見てしまった!というか、家族全員、子供達も含めてテレビの前に釘付けになってしまった午後の一時でした。
19歳、まだティーンエイジャーのビアンカに勝って欲しいと思いつつ、途中では
セリーナの方にも頑張ってと応援したり、もうしっちゃかめっちゃかでした。
大坂選手とビアンカ選手が対決したら??
つい先日、大坂なおみ選手とビアンカが対戦したらどちらの方に応援するのと聞かれて
思わず「えっ!!??」と返答に詰まってしまった。だって、カナダに住んでる時間の
方が日本に住んでた時間よりも長いんだものね。一瞬、ドキッとするよね。
結局、どちらが勝っても嬉しいだろうし、ちょっとがっかりもしただろうなって思う次第です。
カナダの彗星
でも、今回は、テニス界を長年に渡って君臨していた女王セリーナと対決した、カナダの新鋭ビアンカ。去年大坂なおみ選手が全米オープンで優勝した時には、影も形もなかった彗星の如くに登場したビアンカ・アンドレエスク。彼女が冷静さを保ち、文句なく圧勝した時には、安堵の声が聞こえました。前回のような大坂選手が泣いた様な問題はなく、ビアンカは、全米オープンで優勝して満面の笑顔をたたえたのです。
トロント郊外での歓迎会は大盛況
ここ数日のネットや新聞でのニュースは、彼女の事でいっぱいです。彼女の出身地のミササガ市では、1週間のアメリカでのメディア・報道関係のイベントをこなして帰って来たビアンカ選手を諸手をあげて歓迎していました。市の鍵を渡したり、道路の一つを、ビアンカ・アンドレエスク通りと命名したり、まだ若い彼女の名声はうなぎのぼりで、ナイキやロジャースなどの既に付いているスポンサー以外にも、これからブランドを先取りするために、大手の会社が軒並みに並んでいるそうです。
カナダは、お隣の米国に押しやられている感があるけど、自分たちのカナダの多様文化主義の一員としての誇りは格別なものです。旅行をする時にもアメリカ人と間違えられないようにカナダの旗をリュックサックとかにこれ見よがしにつけているのもカナダ人の誇りの表れです。
今後のテニストーナメント
夏も終わりに近づき、9月22日には、今度は日本で東レ・パン・パシフィック・オープンに久々に優勝した、大坂なおみ選手の返り咲きは、日本人の伊達公子さんが優勝して以来、24年ぶりの事だとか。
10月の中国オープンは、北京で行われ、大坂なおみ選手は、圧倒的な強さを見せて、
2回戦、3回戦といずれも第2セットでベーグルを焼く快勝をあげて、ベスト8進出を決めた大坂なおみ選手は、東レに続けて出場2大会連続での優勝まで残りあと3試合となっているそうです。